オフィスでの食育プログラムの作り方(1)

オフィスでの健康増進(食育を含む)のことを、アメリカでは

「ワークサイト・ヘルス・プロモーション」

などと呼び、四半世紀前あたりから研究がさかんに行われています。

 

(日本でも関心が高まっています)

 

また、ワークサイト・ヘルス・プロモーションを企業内で実践する役割の人を、アメリカでは

「ヘルス・エデュケーター」

と呼び、社内で一定のステータスを確立しています。

 

もしあなたが、どこかの会社から

「ウチの社員むけに食育の啓蒙企画を考えてもらえませんか」

と言われたとき。

単発で終わるようなセミナーやイベントを提案するのはやめましょう。

継続するようなセミナーやイベントを提案し、あなたの仕事が長期間確保されるようにすべきです。

 

食育の企画の効果は、短期的には出にくいものです。

継続してこそ、効果が見えてくる。

相手の会社は、とくに深くも考えず、あなたに単発のセミナーやイベントを期待しているのかもしれませんが、あなたはそんな彼らの意表をついて、

「ワークサイト・ヘルス・プロモーションに基づいた、なにやら科学的に見える提案」

を返す(いや、実際に科学的ですが)。

おそらく相手は驚きますが、同時にあなたのことを高く評価するはずです。

 

 ▽

 

ワークサイト・ヘルス・プロモーションに基づいた提案とは

  • アセスメントをする
  • 評価指標を作る
  • その指標が向上するように、食育プログラムを設計する
  • 食育プログラムの実施前・実施後で、指標がどう変わったかを調査する

これを繰り返していく、という内容になります。

 

アセスメントとは、オフィスで働く人々にインタビューをしたりアンケートをとったりして、生活習慣や健康状態の現在の傾向を調べることです。

アセスメントが終わったら、今度はその結果にもとづいて、食育プログラムを作ります。

その際、食育プログラムを通じて、何がどう変わるのか、(=評価指標)を決めます。

できるだけ、数字で分かるようにします。

 

例:

  • 朝食を毎日食べる社員の割合(数字が大きいほど、良い)
  • 昼食にジャンクフードを食べる社員の割合(数字が小さいほど、良い)

などなど。

 

そうして設定した評価指標が、予想通り改善したという結果になれば、あなたの食育プログラムは成功です。



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